TO講習会で指導した内容について

本日の審判講習会お疲れ様でした。
本日のTO講習会で子ども達に指導した内容で、スコアシートの処置で誤解の多い部分について3点記載しておきますので、各チームでの確認とご指導をお願いします。

(1)オウンゴールの処置について
プレイヤーが誤って自チームのバスケットにゴールした場合の処置として、ミニバスケットボール競技規則にはキャプテンの規定がないため、スコアシートの記入はランニングスコアの得点(相手チーム)の数字を斜線で消し、となりの欄に▲を記入します。「相手チームの4番にして」というのは、ミニバスでは誤りです。
※ミニバスケットボール競技規則2007 P29参照
(2)ファウルアウトやメンバーチェンジで途中退場した選手の出場時限の処置について
ミニバスケットボール競技規則には退場選手についての記載がないため、×にはせず/のままにします。一旦メンバーチェンジで途中退場した選手が、同じクォーターの中で再出場するときのみ×になります。
※ミニバスケットボール競技規則2007 P85参照
(3)試合終了のスコアの得点欄の処置について
試合終了時には最終得点の欄の下に二重線を引きますが、その際使わなかった欄を斜線で消します。向きは\になります。
これは、/の向きで引くと得点の/と見誤る可能性があるためです。
また、41点からの列や81点からの列で全く使わなかった列については、何も記入する必要はありません。
※ミニバスケットボール競技規則2007 P89参照

一般の規則とは違うため、公認審判でも誤解が多い部分ですが、よろしくお願いいたします。